女神リスト あイドゥン ◇北欧 詩の神ブラギの妻。 神々の為に不老不死の黄金の林檎[epil elle-iyf]を トネリコの箱に入れて管理している。 ヴァナディース ◇北欧 “ヴァン神族の女神”といった意で、フレイヤの別名。 ヴァール ◇北欧 男女間で交わされる誓いを司り、 それを破る者に天誅を下す ヴァルキリー ◇北欧 その名は、「戦士を選ぶ者」を意味する。 ヴァルファズル(戦士の父)であるオ-ディンに仕える乙女達。 “ヘリアンの娘たち”とも呼ばれる。 “ヘリアン[Herjann]”は「軍勢の王」の意でこれもオーディンのこと。 古くは血に酔いしれ戦場を荒らし回る死の天使、 混沌や破壊を好む悪霊といったイメージであったが、 次第に優雅で華麗な姿に美化されていった。 戦場においては、英雄達の案内人。 駿馬を駆って戦場の空を舞い、オーディンの名のもとに選ばれた 勇敢な戦死者(エインヘリヤル)をヴァルハラへといざなう。 ヴァルハラにおいては、ウェイトレスさんとして、 尽きることのない蜜酒や獣肉を英雄達にふるまう。 “Codex Regius(通称:旧エッダ)”におけるヴァルキリー達のリスト ○巫女の予言(彼女らは戦死者のもとへ馬を走らせる) スクルド [Sculd] (ノルニルの一人) スケグル [Scögul] 「戦」 グン [Gunnr] 「戦」 ヒルド [Hildr] 「戦」 ゲンドゥル [Göndur] 「魔力をもつもの」 ゲイルスケグル [Geirscögul] 「槍の戦」 ○グリームニルの歌(英雄たちに麦酒を運ぶ) フリスト [Hrist] 「とどろかすもの」 ミスト [Mist] 「霧」 スケッギョルド [Sceggiôld] 「斧の時代」 スケグル ヒルド スルーズ [Þrúðr] 「強きもの」 フレック [Hlôcc] 「武器をがちゃつかせるもの」 ヘルフィヨトル [herfiôtur] 「軍勢の縛め」 ゲル [Gôll] 「騒がしきもの」 ゲイレルル [Geirôlul] 「槍を持って進むもの」 ランドグリーズ [Randgrið] 「楯を壊すもの」 ラーズグリーズ [Ráðgrið] 「計画を壊すもの」 レギンレイヴ [Reginleif] 「神々の残されたもの」 ○ ヴェルンドの歌 フラズグズ・スヴァンフヴィート [Hlaðguðr Svanhvít] 「王冠で飾られた女戦士・白鳥のように白い」 ヘルヴォル・アルヴィト [Hervor Alvitr]「軍勢の守り手・全知」 エルルーン [Ôlrún]「麦酒のルーンに通じたもの」 リヒャルト・ワーグナーの「ニーベルングの指輪」[Der Ring des Nibelungen] においては、“ワルキューレ”といい、 ヴォータン(オーディン)とエルダの娘の九姉妹。 ブリュンヒルデ ゲルヒルデ オルトリンデ ヴァルトラウテ シュヴェルトラウテ ヘルムヴィーゲ ジークルーネ グリムゲルデ ロスヴァイセ ウルド [Urdr] ◇北欧 ノルンの一人。 ウン ◇北欧 海の神エギルとその妻ラーンの九人の娘達の一人。 彼女らは波の化身である。 エイル ◇北欧 医療の女神 |